山河図の新作短編映画『花束みたいな恋をしたみたいな恋をしてみたいな、みたいな』がYouTubeにて公開されました。
『花束みたいな恋をしたみたいな恋をしてみたいな、みたいな』
監督脚本撮影編集:澁谷桂一(2026年/2分)
【あらすじ】偶然の出逢いからあっという間に恋した聡と明子。映画とか小説とか漫画とか音楽とか芝居とかの趣味が偶然にすべて一致していた二人はまもなく同棲をはじめ、もちろんフィルムカメラとかにも興味がある聡は明子を写真に撮ったり、詩に書いたり、絵を描いたりする。明子もまた、写真や詩や絵になることに歓びを感じていた。
しかし時が経つにつれ、二人は次第にすれ違いはじめる。聡は紹介を受け大学の電気工学科の助手になると、忙しさからアートやカルチャーから離れてしまう。夢がないまま夢を見続ける明子から離れる聡の気持ちに気づいた明子は、話し合いの末別れを決意する。時は流れ、明子もまた、高校の数学教師になった。ある雨の日、2人は、はじめて出会った時と同じ駅で再会する。酒がすすみ昔の思い出話に花を咲かすうち、終電を逃した明子を、聡は家へ招き入れる。そこは、2人がかつて暮らしたままの安アパートだった。酔ったいきおいか自分の想いを吐露する明子。聡は無言のまま、明子に耳をかたむける。むかしのような、しかしむかしのままではない聡と明子は、雨降りのままの朝を迎える。
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