2026/02/21

『サンタクロースたちの休暇』劇場公開決定!



以下の劇場および日程にて、映画 『サンタクロースたちの休暇』の劇場公開が決定いたしました。

東京/池袋シネマ・ロサ    2026年 5月2〜15日

大阪/十三シアターセブン 2026年 5月16〜22日



あわせて、劇場用予告編も解禁になりました。

本日2月21日より、公開劇場にて上映されています。


 

『サンタクロースたちの休暇』

2025|日本|カラー|DCP|70分|16:9|ステレオ

 

出演:倉里晴 亀田梨紗 金内健樹 長田真英 波世側まる 河原隆乃介 澁谷桂一

監督・脚本・撮影・編集:澁谷桂一

照明:志水あみ

録音:太田志帆

衣裳:倉里晴

美術:長田真英 倉里晴 太田志帆

助監督:太田志帆 長田真英

音楽:肉汁サイドストーリー

宣伝美術:福西想人

企画:倉里晴と山河図

制作:シャーレ

 

【受賞】

・十三下町映画祭2025  シアターセブン/ナナゲイ賞

・第29回うえだ城下町映画祭 第23回自主制作映画コンテスト 古厩智之賞(審査員賞)

 

【あらすじ】

両親に先立たれ、街の自販機に何故か残されたお金を拾って暮らすあいこの豪邸に、アガサと名乗る家出女が転がり込んでくる。そこへある切実な想いを持つ男・ボブも加わり始まった3人の冬の日々。それぞれの悩みと祈りを抱えながら寄り添いあうみじかい冬のバカンスを、クリスマスを終えたサンタクロースはミニカーの中からずっと見守っていた。

 

【公式ホームページ】https://sangazu-works.tumblr.com/2025_1


【公式SNS】@_sangazu

2026/02/20

うみのて『HOW TO DISMANTLE ALL ATOMIC BOMBS』

 うみのて ニューアルバム『HOW TO DISMANTLE ALL ATOMIC BOMBS』へ、澁谷桂一がコメントを寄稿しました。


💿うみのて 4th album

『How To Dismantle All Atomic Bombs』

¥2,025-


ご購入はこちら↓から

yanagawa.thebase.in/items/128796006


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「出会った頃、それがいつのことだったか、忘れちゃいないけれどもうずっと昔だ。

はじめて見た笹口さんの姿は、ライブハウスのある通りのガードレールに腰掛けていて、殺気を放っていた。ように見えた。

空はどんより色の曇り空で、笹口さんは大切なものを守るみたいに背を丸めて、だけど目線の先にあるのは空より濃い色のアスファルトだった。


あれから指折るにも一苦労の年月が経ったけど、曇り空の色は同じで、そらそうだろうけどざけんなよと思う事がある。昔より少し濃くなったような気さえする。ざけんなよ。笹口さんが見つめ殺気を放っていた色がいよいよ空にまで拡がったのだ。


『HOW TO DISMANTLE ALL ATOMIC BOMBS』で血を吐くようにしてうたわれる具体的な社会への──もっといえば世界への態度は、挑発ではない。毛を逆立て身を挺して我が子を守る猫の姿だ。

唸りはメロディに乗って現在へ反響する。祈りは歌詞にくるまれて未来へ宛てられる。

背を丸め毛を逆立てて守られた大切なものが、いつか親猫越しに見る空の色はあたたかいだろう。かつてうたわれた祈りのようにあたたかいだろう。」 

澁谷桂一(映画監督)

2026/02/09

『(un)punctual MAMA』

hocoten 企画・プロデュースによる短編オムニバス映画『(un)punctual MAMA』が、2026年2月21-22日に東京流通センターにて開催される バキ童chオンリーイベント「御利井ヶ万出機内さんはオンリーが我慢できない」 hocotenママちゃんねるブース にて販売されます。

収録される短篇「JUDY AND MARI」を山河図が制作しました。

また、予告編を山河図が担当しています。






『(un)punctual MAMA』

企画・プロデュース|hocoten


〈収録作品〉

「神の罠」

監督・脚本・編集・衣装|猫化粧 ギャンペイちゃん

出演|hocoten/NISHIMOTO IS THE MOUTH/ガクヅケ 木田/猫化粧 大蛇/山﨑おしるこ/SECRET GUEST


「JUDY AND MARI」

監督・脚本・撮影・録音・編集|澁谷桂一

出演|hocoten/るんげ/桂 弘/佐藤 暉


「ドキっ!冴えないボクがずっと憧れてた色白巨乳のエチョナ先パイと同棲生活がスタート♡めちゃくちゃスケベ出来そう!‥‥出来た!や、出来てない?のか?ん〜?ムムッ!出来ても出来てなくてもいい!一緒に住み続けたい!エチョエチョぎゅ〜っと・ふぃぎゅ@る〜むメイト」

監督・編集|星野慶太

脚本|hocoten/星野慶太

出演|hocoten/星野慶太/市川賢太郎/内田未樹/織内傑作/神谷圭介/黒澤多生/ゴルガク/シオザキ/鈴木啓佑/ふくしまけんた



2026/01/01

『国宝2』

 山河図のお正月映画2026『国宝2』





出演|高橋迅 木村美月 川合凜 勝俣栄作 佐藤暉 橘凛乃 倉里晴 宮元響輝 相根優貴 みのりぬ クニミノブヒコ 岡野桃子 山田航大


企画|山河図  制作|十三期

監督|加賀寒山 脚本|横山拾得

2025/11/29

『呪禁博士』

 山河図のホラー映画2025 スピンオフホラー映画作品『呪禁博士』




出演|澁谷桂一 菊地穂波 坂本恕 海国りん 澁川智代 しもぐちさとし 星野慶太 宮地あゆみ 田中深雪 小林リサ 大久保佑南 金内健樹 わかまどか あつ 山崎朱莉 竹之内勇輝 長田真英

監督|澁谷桂一 脚本|菊地穂波


🎦浅草・theaterSPROUTにて一日限定で上映決定!


【日時】12/14(日) 開場17:30/上映18:00

【会場】浅草 TheaterSPROUT

【料金】¥1,100


【予約・詳細】 https://toiro.com/event/b96f43e5-582b-4bbf-9540-6c5931f37adf


※山河図のホラー映画2025本編上映はありません。

※物販あり。


▶︎山河図のホラー映画2025クラウドファンディングプロジェクトページ

https://motion-gallery.net/projects/sangazu_horror2025 (2025.10.23.20:00~2025.12.5)

2025/11/24

長野・うえだ城下町映画祭2025

 うえだ城下町2025 自主制作映画コンテストにて『サンタクロースたちの休暇』が【古厩智之賞】を受賞しました。

映画祭関係者の皆様、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。そしていつもながらにスタッフおよびキャストの皆様、ありがとうございます。皆様のおかげです。


うえだ城下町映画祭は、"あのうえだ城下町映画祭"という言葉に冠されるような、自主映画をやっている者なら誰しもが抱く憧れもさることながら、審査員長が古厩智之監督であるという点で個人的に強い思い入れがありました。


今より私がずっと未熟で、「おもしろい映画つくりたい」という気持ちがありながら、おもしろい映画の作り方が全然わからずただ漫然と映画を撮っていて、賞に応募してみたり友達に観てもらったりはしても、だから何がどうこうということもなく、焦りと不安が肥大化していった頃。それは賞レースがどうこうではなく「おもしろく作るってなんだよどうしたらいいんだよ」という焦りと不安です。


そんな頃、古厩監督の映画を観て、ものすごい衝撃を受けました。

たとえば適切な脚本の書き方、適切なカメラポジション、それらによる1カット1カットを適切に繋ぐということ。

そういった、観念的な「おもしろい」作り方というより実際の具体例としての「おもしろい」、極端にいえば「正しい」映画の作法のようなものがしめされていたのです。

 立て続けに観てその都度、ひとつひとつのシーンに、カットに、まるで作品を通して古厩監督が自分に「演出ていうのは、たとえばこんなふうにやるんだよ」と丁寧に教えてくれているのではないかという錯覚すら覚えました。

こうやるんだ。まだ自分にはできないけど、映画ってこうやって組み立てるんだ。と、混迷の底にいた私は本当に目の前に光がさすような思いがありました。


2019年。『のぼる小寺さん』を下高井戸シネマで観たとき、ラストシーンへさしかかって、「あぁ、この瞬間にもし暗転してそのまま終わったらば凄すぎるんだけど、商業映画はここで終われないよな」と思った瞬間、画面が暗転してCHAIの曲が流れ出したのです。私は、比喩ではなく電流が身体を流れて涙が突発的に溢れこぼれ、「いま死ぬんだ!いまこの瞬間おれは死ぬんだ!!」と感動したのを覚えています。

仲間たちをさそって池袋新文芸坐での上映にも行き、今度は全員で一斉におなじく電流を浴び、全員泣きながら席を立てなくなるという経験もしました。

2019年に公開されたすべての映画のトップは『のぼる小寺さん』であり、数々の天才・巨匠といわれる監督・また自分が敬愛し仰ぎ見る監督というのは何人もいます。しかし私が「自分の映画をつくるために最も勉強した、自分もこんなふうに映画を作れるようになりたい憧れの監督」は古厩智之監督なのです。


だから審査員長が古厩監督であるうえだ城下町映画祭には、ある時期から毎回応募していました。落選のたび「まだダメか」「まだ勉強が足りないか」と落ち込み、都度反省し、次はどうやったら……と試行錯誤する、数えるに情けなさの伴うゆえ数えない何年もがあって、今年ようやく入選17本のうちに決まった時は、ようやく認めてもらえるレベルになった、自分の積み重ねてきた勉強が間違ってなかったことへの安心がありました。


コンペティションはもう運だと割り切っているので、今回の映画祭は古厩監督にお会いして、自分がいかに尊敬して憧れて感謝していて、フィルマークスで他のどのレビューより長文を書いているかを伝えられれば満足と思っていました。

交流会で、古厩監督にふるえながら名乗った際、「あー!サンタクロースの!おもしろかったよ!オレ3回見たよ3回!」と言われた瞬間、私の身体にはまたあの電流が流れました。それから「あそこがいいね」「あれが素敵ですねぇ」とお褒めの言葉をいただき、私はその間はずっと涙を堪えながら全言葉を記憶することに集中し、それから堰を切ったように上記の尊敬感謝愛を伝えました。

「無冠でも関係なし、大満足」と思いました。


授賞式の古厩智之賞発表で自分の名前が呼ばれてからは、ずっと泣いていたので、頭が真っ白であり、ゆえに、史上稀に見る「大人の男性が号泣しながら財布を落とした話をする」スピーチをして、不愉快に思われた方がいらっしゃったらすみません。


でもさぁ、自分がずっと尊敬して、「自分もこうなりたい」と憧れていた相手が、自分を一番好きだと選んでくれたら、人は号泣するし、あたま爆死するんですよ。もうしょうがないよ。


「夢が叶う」とか、そんな言葉があって、そして実際そういうことが起きたりは、する。時々。

でも今回のことは、夢にも思ったことがなくて、だから、嬉しい とは少し違う、まだ字引きに掲載のない感動なんだ。


私があたま爆死しながらスピーチで話した「世にもバカみたいな理由で財布を落とした話」は、「映画をやるしかない」という結論に着地する話。だけど、もしも財布を落とさなくても、私はこれからも映画をつくるしかない。大好きな人に、一作品だけでも一番好きだよと言われて、御自身の名前を頭に冠してもらったのだから。まだ全然背中は遠くて見えない。だけどこの道のずっと先から、大好きな人にこっちを振り返ってもらった。名前を呼ばれたのだ。歩みとめず、追いかけるしかないだろう。

大阪・十三下町映画祭2025

『サンタクロースたちの休暇』、十三下町映画祭2025にて二日間の上映を経て、【シアターセブンナナゲイ賞】を受賞しました。

映画祭関係者の皆様、劇場スタッフの皆様、ご鑑賞いただいた皆様、そしてスタッフおよびキャストの皆様のお力の賜物です。本当にありがとうございました。


初めて訪れた大阪でしたが、とてもほかほかした街で、何かとくべつ観光をしたわけではないのにそれでもすごくあたたかかったです。マジ超楽しかった。


最高の街、十三!

最高の映画館、シアターセブン!


また帰ってきます。

また来るではなく、"帰ってくる"という表現を使います。